Veerかたこり専科
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肩こりと寝具(枕の高さ、敷き布団の硬さ)

 通常誰もが1日24時間のうち6時間から8時間(1日の1/4から1/3)、肉体的・精神的な疲労を回復させる為に睡眠を取ります。そしてその睡眠時の姿勢が、肩こりに於いても重大な影響を及ぼしているのです。
 安らかな睡眠を取るには、寝具の硬さ、高さ、大きさ、重さ、通気性、保温性、触感等に於いて良条件を満たすモノが最適であると言えます。(多少好みもあると思いますが^^;)特に枕と敷き布団は、その形状・材質に於いて寝る姿勢に密接に関わっています。
 日常生活及び仕事をする上で、背骨がゆるやかなS字を描く様な正しい姿勢(生理的彎曲)を維持し続けることは非常に困難です。寝ている間だけでも生理的彎曲を保つ姿勢で、酷使し緊張した筋肉を休めてやることが、肩こり解消へと繋がるのです。

図1 肩こりと枕 適切な枕と敷き布団
 就寝時、背骨がゆるやかなS字を描く様な姿勢(生理的彎曲)を保つには、敷き布団は背中とお尻の部分が適度に沈み(大人で3cm位)、肩からお尻にかけて生理的彎曲を保てる様に均等に支える適度な硬さが必要であり、枕も頸椎が自然なカーブを保てる様な高さ(大人で5〜7cm位)が必要です。特に枕の高さ・硬さ・大きさは重要であり、適度な高さを保ちつつ、後頭部から首にかけて均等な圧力で支えるモノを使用することが大切です。後頭部や首の一部で支えるのではなく、後頭部と首全体(面で)で支える必要があります。
図2 肩こりと枕 枕を使わない或いは枕が低過ぎる場合
 頸椎が後方に反り、不自然な姿勢となります。この姿勢では首・肩の筋肉の緊張は取れないばかりか、椎間関節も圧迫し椎間板を傷めてしまう場合もあります。
 また見た目は適度な高さのある枕であっても、柔らか過ぎて高さの保てないモノは低過ぎる枕と同じになります。
図3 肩こりと枕 枕が高過ぎる場合
 頸椎の前彎が無くなる或いは後彎気味になる等の不自然な姿勢になります。この姿勢では首・肩の筋肉の緊張は取れないばかりか、脊柱起立筋やじん帯は無理に伸ばされ、傷めてしまう場合もあります。寝違えを起こしやすい姿勢でもあります。
図4 肩こりと枕 敷き布団が柔らか過ぎる場合
 高さ・硬さ・大きさ等が最適な枕であっても、敷き布団が柔らか過ぎて背中が沈み込むと、図3の「枕が高過ぎる場合」と同様、頸椎の前彎が無くなる或いは後彎気味になる等の不自然な姿勢になります。この姿勢では首・肩の筋肉の緊張は取れないばかりか、脊柱起立筋やじん帯は無理に伸ばされ、傷めてしまう場合もあります。寝違えを起こしやすい姿勢でもあります。
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